青島の日ノ出

2006.3.30.AM6:15・場所:宮崎市青島海岸


何か、巨人が静かに立ち上がると言うのが、今朝の感想、日向灘に面した都市の穏やかな日が音もなく始まりました




ひたすら歩く、朝の散歩で眺めた日ノ出、最初はぼんやりと薄明かりの中で形もなく、黎明の言葉にふさわしい朝でした

志布志湾から日向灘に掛けて、日向神話に登場する「海幸彦と山幸彦」の舞台でもある黒潮がぶつかる海岸線を、時間を掛けて
歩いてみたい。
そんな衝動に駆られたのは20年の登山歴も一因で有りますが、海と陸とが接する海岸線にはこれから生きていく上で何か
ヒントになるものが存在する。そう思い切ってしまいますと、後は実行するだけです。

青島のホテルで同窓会があり、翌朝、夜明け前に海岸にでて歩き始めました。この海岸、かって、北朝鮮による拉致事件の舞台と
なった所でもあり、見ようによっては不気味な場所でもあります。
風が強く、観光ホテルの客は台湾・中国・韓国と近隣諸国の人々が多く、朝の散歩を楽しむと言う人は、さすがに見受けません。

水際は意外と砂も硬く、足がめり込むこともなく、波の岸に打ち寄せる波動を楽しみながら歩きます。
北の川で遮られた折り返し点をターンして、川辺の鴨群を驚かせ、ささやかな漂流物に目を向けながら、海辺の足跡をたどり、ふと、
目を向けますと東の水平線上に薄赤い領域が出来て、だんだん、太陽の輪郭が浮き上がってきました。

まずは日ノ出に出会った、なんと大きなプレゼントであることか!